連れ子の遺産相続について

大戦よりも前から相続争いはありました。それはいつのことでしょう。

人類の歴史の一番最初の最初、最初に亡くなった方から次の子どもに対してでしょう。

相続に関するトラブルは非常に多いです。ここでは連れ子に相続権をあたえるためにはどうしたらよいか?というAさんからの質問をご紹介しましょう。

Aさんは初婚で、バツイチ連れ子のいる奥様Dさんと先月結婚されました。Dさんの連れ子は10歳であり、その連れ子の親権はDさんが持っています。連れ子とAさんの関係は非常に良好であり、Aさんは自分の本当の子どものようにDさんの連れ子をかわいがっているそうです。

さらにDさんのお腹の中にはAさんとの子供が宿っており、半年後に出産予定とのことです。そこでAさんとしてはDさんとの子供だけではなく、Dさんの連れ子にも平等に相続権を与えたいと考えました。では連れ子が相続権を得るためにはいったいどうすればよいのでしょうか?

連れ子には相続権がない?!

連れ子の場合、Aさんの遺産を相続する権利はありません。相続権は親族間において発生するものであり、Aさんと奥さんが結婚した場合、Aさんと奥さんは配偶者になりますので相続権が発生します。しかしAさんと奥さんの連れ子の間には権利が発生することはないのです。そのため何の手続きもしない状態になるとAさんの遺産を相続できるのは奥さんと、奥さんとAさんのお子さんだけになるのです。

養子縁組を組めばAさんの遺産を相続できる?!

では連れ子がAさんの遺産を相続するためにはいったいどのようにすればよいのでしょうか?それが養子縁組です。養子縁組を組めばAさんと連れ子は親子関係になると法律で認められますのでAさんの遺産を相続することができるのです。

そして次に気になるのが養子縁組を組むと連れ子の実父からの相続権はなくなってしまうのか?ということです。この問題に関しては答えはNOです。連れ子と養子縁組を組んだからといって実父との関係がなくなるということはありません。連れ子は実父の相続人でもありますので、Aさんと実父親の両方から遺産を相続することができるのです。